問題 1
次のうち、状態動詞でないものはどれか。
- belong
- consist
- eat
- resemble
答えを見る
正解
(c) eat
解説
belong, consist, resemble はすべて状態動詞 (グループ①存在・所有)。eat (食べる) は動作動詞。
使った視点
視点①: 状態V/動作V (動作動詞=動きがあり進行形可)
第2章
視点① 動詞の状態性 ─ 進行形が取れない動詞をマスターする
第1章 1-2 節で「視点①:状態V/動作V の区別」の概要を見ました。本章はその深掘りです。 状態動詞21個を3グループ (存在・所有 / 知覚 / 思考・感情) に整理して完全マスターし、早慶附属の入試で頻出する 「状態動詞 + 期間 → 現在完了形」 パターンを実戦レベルで解けるようにします。 第1章を読み終えていることを前提とします。
この章を読み終えるころには、あなたは動詞を見ただけで「進行形にできるかどうか」を一瞬で判断できるようになります。
第1章で見た問題を覚えていますか?
Q. She ( ) to the tennis club for three years.
(a) is belonging (b) belongs (c) has been belonging (d) has belonged
正解は (d) has belonged でした。
なぜ (a) is belonging や (c) has been belonging はダメなのか?
答えは:belong は「状態動詞」だから、進行形にできないからです。
「状態動詞」と「動作動詞」というラベルそのものが直接問われることはありません。
ただし、この区別がわかっていないと解けない問題が、早慶附属の入試では数多く出題されます。
たとえば:
これらの問題は、表面的には「時制の問題」「文法の問題」に見えます。
しかし、その裏側で問われているのは、「この動詞は状態動詞か動作動詞か」を判別できる力です。
つまり、「状態V/動作V」の知識は、早慶附属の入試で正解にたどり着くための"判断材料"として機能します。
この章では、恩師から教わった21個の状態動詞を完全マスターし、時制問題・空所補充問題で確実に得点できる力をつけます。
英語の動詞は、大きく2つに分けられます。
| 種類 | 表すもの | 進行形 |
|---|---|---|
| 状態動詞 | 変化のない「ある状態」 | ✗ できない |
| 動作動詞 | 瞬間的・連続的な「動き」 | ✓ できる |
動作動詞は、「いま動いている最中」を表すことができます。だから進行形 (Ving) にできます。
✓ She is running in the park.
(彼女は公園で走っている最中だ)
✓ He is eating lunch.
(彼は昼食を食べている最中だ)
✓ I am writing a letter.
(私は手紙を書いている最中だ)
「走る」「食べる」「書く」などは、始まりと終わりがある動作ですよね。だから「いまその動作の途中だ」と表現できます。
一方、状態動詞は「いま、その状態にある」ことを表します。動きがないので、進行形にできません。
✗ She is knowing him. ←不自然
✓ She knows him.
(彼女は彼を知っている)
「知っている」は動作ではなく状態です。「いま知っている最中」とは言いません。「知っている」か「知らない」か、そのどちらかなのです。
✗ He is having a car. ←不自然
✓ He has a car.
(彼は車を持っている)
「持っている」も状態です。「いま持っている最中」とは言わず、「ずっと持っている」状態を表します。
✗ This box is containing ten books. ←不自然
✓ This box contains ten books.
(この箱には本が10冊入っている)
「(中に)含まれている」も状態。本が箱の中に入っている状態は、動きを伴わない静的な状態だからです。
ここで大切なポイントを伝えます。
進行形 (be + Ving) は、英語で「いま、その動作が動いている最中だ」という意味を表す形です。
つまり、進行形を使うには「始まり」と「終わり」がある動作でなければなりません。
| 動詞 | 始まり〜終わりがある? | 進行形 |
|---|---|---|
| run (走る) | ✓ 走り始め〜走り終わり | ✓ できる |
| eat (食べる) | ✓ 食べ始め〜食べ終わり | ✓ できる |
| know (知っている) | ✗ 動きがない | ✗ できない |
| have (持っている) | ✗ ずっと持ってる状態 | ✗ できない |
状態動詞には「始まり」も「終わり」もありません。ただ、ずっとその状態にあるだけ。だから進行形にできないのです。
恩師は、この感覚を「進行形は『動きの最中』を切り取る写真」と表現していました。
写真は「動いているもの」を一瞬で切り取れます。でも、「動いていない静止状態」は、わざわざ「いま動いている最中」と表現しても意味がありません。
これが、状態動詞が進行形を取れない理由です。
恩師が「この21個を覚えれば、早慶附属の状態動詞問題は8割取れる」と言っていたリストを紹介します。
3つのグループに分けて整理します。
「ある」「持っている」「属している」など、存在や所有を表す動詞のグループです。
| 動詞 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| be | 〜である | He is a doctor. |
| have | 持っている | She has a car. |
| belong | 〜に属する | I belong to the club. |
| consist | 〜から成る | The team consists of five members. |
| depend | 依存する | Children depend on their parents. |
| resemble | 〜に似ている | She resembles her mother. |
| wear | (服を)着ている | He wears glasses. |
| lie | 横たわっている | The book lies on the desk. |
| own | 所有する | They own a big house. |
| possess | 所有する | He possesses great wisdom. |
「存在 (ある)」「所有 (持っている)」「関係 (属している・似ている)」を表す動詞は、すべて状態動詞です。
「いま属している最中」「いま所有している最中」「いま似ている最中」とは言いませんよね。これらはずっと続いている状態だからです。
このグループの中で、「動作っぽく見える」ためについ進行形にしてしまう動詞が3つあります。
① belong
✗ She is belonging to the tennis club. ←よくある誤り
✓ She belongs to the tennis club.
② consist of
✗ The team is consisting of five members. ←よくある誤り
✓ The team consists of five members.
③ resemble
✗ She is resembling her mother. ←よくある誤り
✓ She resembles her mother.
これら3つは「動作っぽく見える」ため、つい進行形にしたくなります。でも状態動詞なので、必ず現在形で使います。
早慶附属の空所補充問題では、選択肢に "is belonging / is consisting / is resembling" をダミー (誤答選択肢) として置く問題が頻出します。「動作っぽい」と思って選ぶと不正解になるので注意してください。
五感で「感じる」ことを表す動詞のグループです。
| 動詞 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| see | 見える | I see the mountain. |
| hear | 聞こえる | I hear a strange noise. |
| feel | 感じる | I feel cold. |
| taste | 味がする | This soup tastes good. |
| smell | においがする | These flowers smell sweet. |
「見える」「聞こえる」「感じる」「味がする」「においがする」は、意識せずに自然に感じている状態を表します。
つまり、「自分から能動的に動作する」のではなく、「向こうから情報がやってくる」感覚です。だから進行形にしません。
ここが状態動詞のもっとも難しいところです。
see / hear / feel は、「能動的に動作する意味」では、進行形にできます。
| 状態 (進行形NG) | 動作 (進行形OK) |
|---|---|
| see = 見える | look at = 見る (能動的) / watch = 注視する |
| hear = 聞こえる | listen to = 聞く (能動的) |
| feel = 感じる (受動的) | feel = 触る (能動的) |
✗ I am seeing the mountain. ←「見えている」状態だからNG
✓ I see the mountain. (山が見える)
✓ I am looking at the mountain. (山を見ている = 能動的な動作)
✗ I am hearing music. ←「聞こえている」状態だからNG
✓ I hear music. (音楽が聞こえる)
✓ I am listening to music. (音楽を聴いている = 能動的な動作)
「自然に情報が届く」のは状態。「自分から能動的に向き合う」のは動作。この区別を意識してください。
see は「見える (状態)」のほかに、「会う (動作)」という意味もあります。
✓ I am seeing my friend tonight. (今夜友達に会う予定だ)
これは「会う」という動作の意味なので、進行形にできます。早慶附属で頻出のひっかけです。
頭で考えたり、心で感じたりすることを表す動詞のグループです。
| 動詞 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| think | 思う・考える | I think he is right. |
| like / hate / dislike | 好き/嫌い | I like music. |
| understand | 理解する | I understand the problem. |
| know | 知っている | She knows the answer. |
| believe | 信じる | I believe in him. |
| love | 愛している | She loves her family. |
思考や感情は、頭の中・心の中の状態を表します。「いま考えている最中」「いま好きな最中」とは言いません。
「考えがある」「好きである」というのは、ずっと続く状態だからです。
think は要注意。「思う (状態)」と「考えている最中 (動作)」の両方の意味があります。
| 意味 | 進行形 | 使い方 |
|---|---|---|
| 「〜だと思う」(意見・判断) | ✗ NG | I think he is right. |
| 「考えている最中」(思考の動作) | ✓ OK | I am thinking about it. |
✓ I think he is right. (彼は正しいと思う) ←意見を述べる状態
✓ I am thinking about the problem. (その問題を考えているところだ) ←考える動作
「意見・判断」を表すなら状態、「考えるという動作」を表すなら動作になります。
love も「愛している (状態)」と、最近の英語では「楽しんでいる (動作)」の両方で使われます。
✓ I love my family. (私は家族を愛している) ←ずっと続く感情
✓ I am loving this movie! (この映画、楽しんでる!) ←最近の口語表現
ただし、早慶附属の入試では基本的に「愛している (状態)」の意味で出題されるので、進行形にはしないと覚えておきましょう。
ここからは、状態動詞のもっとも複雑なパート ─ 同じ動詞でも、使い方によって状態と動作が変わるケースを見ていきます。
これは、早慶附属の入試で確実に得点差がつくポイントです。「同じ動詞だから同じ使い方」と思い込んで失点するパターンの典型です。
have は最重要のひっかけ動詞です。
| 意味 | 状態 / 動作 | 進行形 |
|---|---|---|
| have = 持っている | 状態 | ✗ NG |
| have = 食べる・飲む | 動作 | ✓ OK |
| have = 経験する | 動作 | ✓ OK |
| have = 開催する | 動作 | ✓ OK |
✓ I have a car. (私は車を持っている) ←状態:所有
✗ I am having a car. ←NG
✓ I am having lunch. (私は昼食を食べているところだ) ←動作:食べる
✓ We are having a great time. (私たちは楽しい時間を過ごしている) ←動作:経験
✓ They are having a party. (彼らはパーティーを開催している) ←動作:開催
have の後ろに来る目的語を見れば判別できます。
see は意味が3つあるので、特に注意。
| 意味 | 状態 / 動作 | 進行形 |
|---|---|---|
| see = 見える | 状態 | ✗ NG |
| see = 会う | 動作 | ✓ OK |
| see = (人と)交際する | 動作 | ✓ OK |
✓ I see the bird in the tree. (木の中の鳥が見える) ←状態:視覚
✗ I am seeing the bird. ←NG
✓ I am seeing my doctor tomorrow. (明日医者に会う予定だ) ←動作:会う
✓ She is seeing John these days. (彼女は最近ジョンと付き合っている) ←動作:交際
「物が目に映る」=状態、「人と会う」=動作と覚えてください。
think も状態と動作の両方があります。
| 意味 | 状態 / 動作 | 進行形 |
|---|---|---|
| think = 〜だと思う (意見) | 状態 | ✗ NG |
| think = 考えている最中 | 動作 | ✓ OK |
✓ I think he is right. (彼は正しいと思う) ←状態:意見
✗ I am thinking he is right. ←NG
✓ I am thinking about my future. (将来について考えているところだ) ←動作:思考
✓ She is thinking of buying a new car. (彼女は新車を買おうかと考えている) ←動作:思考
これら3つの感覚動詞も、状態と動作の両方があります。
| 意味 | 状態 / 動作 | 進行形 |
|---|---|---|
| taste = 〜の味がする | 状態 | ✗ NG |
| taste = 味見する | 動作 | ✓ OK |
✓ This soup tastes good. (このスープは良い味がする) ←状態
✓ The chef is tasting the soup. (シェフはスープを味見している) ←動作
| 意味 | 状態 / 動作 | 進行形 |
|---|---|---|
| smell = においがする | 状態 | ✗ NG |
| smell = (においを)嗅ぐ | 動作 | ✓ OK |
✓ The flowers smell sweet. (花は甘い香りがする) ←状態
✓ She is smelling the rose. (彼女はバラの匂いを嗅いでいる) ←動作
| 意味 | 状態 / 動作 | 進行形 |
|---|---|---|
| feel = 感じる (心情) | 状態 | ✗ NG |
| feel = 触る (能動的) | 動作 | ✓ OK |
✓ I feel happy. (私は幸せに感じる) ←状態
✓ The doctor is feeling my pulse. (医者は脈をとっている) ←動作
状態動詞は進行形にできません。
では、「ずっとその状態にある」と表現したいときは、どうすればいいのでしょうか?
答えは:現在完了形 (have + p.p.) を使うです。
✗ She has been belonging to the club for three years.
✓ She has belonged to the club for three years.
(彼女は3年間そのクラブに所属している)
belong は状態動詞なので、現在完了進行形 (has been Ving) もできません。
代わりに現在完了形 (has + p.p.) で「3年間ずっと所属している状態が続いている」と表現します。
一方、動作動詞は完了進行形が使えます。
✓ She has been studying for three hours.
(彼女は3時間勉強し続けている) ←動作の継続
✓ He has been running in the park.
(彼は公園で走り続けている) ←動作の継続
study や run は動作動詞なので、「ずっと動作が続いている最中」と表現できるわけです。
このパターンは、早慶附属の時制問題・空所補充問題で頻繁に出題されます。
Q. She ( ) to the tennis club for three years.
(a) is belonging (b) has been belonging (c) has belonged (d) belongs
思考プロセス
「状態動詞 + 期間表現 (for X years) → 現在完了形」がセットで頻出パターンです。
ここで、私が中3のときに恩師から教わった当時のノートを見てみましょう。
このページに書かれているのは、いま学んだ「状態動詞21個」のリストです。
オレンジペンで「be / have (所有) / belong / consist / depend / resemble / wear / lie / own / possess」と書かれた存在所有グループ。
緑ペンで囲まれた「see / hear / feel / taste / smell」の知覚グループ (左側に「知覚V」と注釈)。
青ペンで囲まれた「think / like / hate / dislike / understand / know / believe / love」の思考系グループ (左側に「思考系」と注釈)。
そして右側余白には、当時の私が恩師の解説をメモした「<S V> → 存在 (あり/いる)、変化の感知無、進行 ≠ 食べる ⇔ 動作V、put on=着る動作」という走り書き。
これは、状態動詞の本質を一言で表すメモです。
中3の私が、恩師の口頭解説をメモしながら作ったこのノートが、このまま教材の核になっているわけです。
ここまで学んだ知識を、実戦で使ってみましょう。
以下の問題を、ノートに答えを書きながら解いてください。
終わったら「答えを見る」を開いて答え合わせをしてください。
間違えた問題には、ノートに印をつけて後で復習しましょう。
次のうち、状態動詞でないものはどれか。
正解
(c) eat
解説
belong, consist, resemble はすべて状態動詞 (グループ①存在・所有)。eat (食べる) は動作動詞。
使った視点
視点①: 状態V/動作V (動作動詞=動きがあり進行形可)
次のうち、進行形にできない動詞はどれか。
正解
(c) own
解説
run, write, study は動作動詞 → 進行形OK。own (所有する) は状態動詞 (グループ①存在・所有) → 進行形NG。
使った視点
視点①: 状態V/動作V (own は所有を表す静的な状態)
"She _____ to the basketball team." の空所に入る最も適切な形は?
正解
(b) belongs
解説
belong は状態動詞 → 進行形 (a)(c)(d) は不可。現在形 belongs が正解。早慶附属で頻出のひっかけパターン。
使った視点
視点①: 状態V/動作V (belong は動作っぽく見えるが状態)
"This box _____ ten apples." の空所に入る最も適切な形は?
正解
(b) contains
解説
contain は状態動詞 → 進行形NG。「中に含まれている」状態は静的なので contains。
使った視点
視点①: 状態V/動作V (contain = 含まれている状態)
"She _____ her mother very much." の空所に入る最も適切な形は?
正解
(b) resembles
解説
resemble は状態動詞 → 進行形NG。「似ている」は静的な関係なので resembles。
使った視点
視点①: 状態V/動作V (resemble は要注意の頻出ひっかけ動詞)
"I _____ a car for ten years." の空所に入る最も適切な形は?
正解
(b) have
解説
"for ten years" があるので「10年間ずっと持っている」状態。have (所有) は状態動詞だが、現在完了 has had も使える。選択肢に has had はないので、現在形 (b) have が最適。
使った視点
視点①: 状態V/動作V (have の所有意味は状態、進行形NG)
"I _____ lunch with my friend now." の空所に入る最も適切な形は?
正解
(b) am having
解説
"lunch" があるので「食べる (動作)」の意味。"now" があるので「いま食べている最中」=進行形。
使った視点
視点①: 状態V/動作V (have の食事意味は動作、進行形OK)
"I _____ him at the concert tomorrow." の空所に入る最も適切な形は?
正解
(b) am seeing
解説
"tomorrow" があるので未来の予定。see + 人 = 「会う (動作)」。「予定」を表す現在進行形。
使った視点
視点①: 状態V/動作V (see + 人 = 動作の意味、進行形で予定を表現)
"I _____ that he is honest." の空所に入る最も適切な形は?
正解
(b) think
解説
"that he is honest" = 「彼が正直だと思う」=意見・判断。意見を表す think は状態動詞 → 進行形NG。
使った視点
視点①: 状態V/動作V (think + that 節は意見=状態)
"I _____ about what to do next." の空所に入る最も適切な形は?
正解
(b) am thinking
解説
"about what to do next" = 「何をするか考えているところ」=思考の動作。think about 〜 は動作の意味で進行形OK。
使った視点
視点①: 状態V/動作V (think about は動作、進行形OK)
Look! It _____.
正解
(b) is snowing
解説
snow は動作動詞 (天気の動作)。"Look!" があるので「いま起きていること」=進行形。
使った視点
視点①: 状態V/動作V (天気は動作動詞)
This soup _____ delicious.
正解
(b) tastes
解説
"this soup tastes" = 「このスープは〜の味がする」=状態 (知覚グループ)。進行形NG。
使った視点
視点①: 状態V/動作V (taste + 形容詞は状態の意味)
She _____ to the music club for two years now.
正解
(c) has belonged
解説
belong は状態動詞 → 進行形NG → (a)(d) は不可。"for two years" があるので「2年間続いている」=現在完了形。本章 2-4 節「状態動詞 + 期間 → 現在完了形」の典型パターン。
使った視点
視点①: 状態V/動作V + 完了形 (期間表現との組み合わせ)
The team _____ of ten members.
正解
(b) consists
解説
consist は状態動詞 → 進行形NG。「〜から成る」は静的な関係。
使った視点
視点①: 状態V/動作V (consist of は要注意の頻出ひっかけ動詞)
I _____ him since we were children.
正解
(c) have known
解説
know は状態動詞 → 進行形NG → (a)(d) は不可。"since we were children" があるので「子供のころから知っている」=現在完了形。
使った視点
視点①: 状態V/動作V + 完了形 (since 節との組み合わせ)
英語の動詞には、進行形にできる「動作動詞」と、できない「状態動詞」の2種類があります。
恩師から教わった状態動詞21個を整理すると:
これら21個を覚えておけば、状態動詞の知識を必要とする早慶附属の時制問題・空所補充問題で、ほぼ正解できます。
この3つを踏まえれば、時制問題・空所補充問題はほぼ完璧に解けるようになります。
恩師がこの単元を教えてくれたとき、「動詞は『動き』か『状態』か、それを見抜くだけで英語の半分が見える」と言っていました。
中3の私はこの言葉を、ノートの右余白に小さく書き留めて、何度も見直しました。
そして、英文を読むときに「これは動作? 状態?」と一瞬で判別する習慣がつくと、文章全体の時制感覚 (現在形か進行形か完了形か) も自然と見えるようになります。
それが、視点①「状態V/動作V」を持つことの真の力です。
次章へのつながり
第3章では視点②に進みます。文型 (SVOC・使役・SVOO) で動詞の使い方を完全攻略します。動詞のあとに何が来るか ── to V / 原形 / 名詞・形容詞 ── を予測できるようになります。